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2014年7月24日

黒鯛道63 「茅渟の海、釣行記」 その7

大阪北港スリットのヤイタ・関門の南沖に位置する一文字堤防、通称「関電」は北側を内向きに、南側を外向きにして、根元には関西電力の敷地があります。

この堤防は北港スリットや南港新波止ほどの知名度はありませんが、魚影の濃さでは引けをとらないほど、落とし込み釣りの好釣り場となっています。
 
ポイントは全域にわたっていますが、一般的には外側の高さのある面を船着場の赤灯台から一文字の根元に向かって行く釣り方が多いようです。
 
もちろん、足場が良く、高さも低い内側の面もチヌの実績が高いので、丁寧に探っていけば大型のチヌを釣り上げることができるでしょう。
 
私も何度か釣行しました。
 
ここは冬場でも爆釣することがある貴重な釣り場です。
 
季節によっても違いますが、一般的にはキビレのほうが多く釣れますのでキビレが対象外の大会などでは事前のリサーチが必須です。
 
私のクラブ員が先日釣行した時、なんと、38枚の釣果があったのですが、そのうち35枚がキビレで3枚がマチヌだったそうです。
 
状況によっては、場所やタナ、時間帯でマチヌを選別して釣り分けることができることもあるそうですが、なかなか難しいと言えるでしょう。
 
ある程度魚が見える状況では、際から離れていても沖に向かってエサを投げてやるとヒットすることもあります。
 
特に根元の外側は、夕方、満潮が重なった時などはこの方法は有効になることが多いです。
 
ケーソンの際でアタリが無いときは、赤灯台サイドの内側の際から竿1本から2本、沖目へ投げて2ヒロほどのタナで集中すれば、チヌが釣れることもあるので、いろいろと試すのが良いでしょう。
 
前回の釣行時では、外側の根元と150mぐらい手前からのポイントが一番良かったように感じました。
 
根元の内側も一級ポイントとなって、魚が寄り付くことが多いので、集中して釣るようにしましょう。
 
次回は 黒鯛道63 「茅渟の海、釣行記」 その8 を予定しています。