初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2014年7月10日

磯釣りスタイルでチヌを狙う

三重県の堀口文敏です。
 
 
皆さん、お元気ですか??
 
7月に入り、私の在住する三重県各地の堤防では、例年この時季になると、チヌが釣れ盛ります。
 
チヌと言っても、チンタ15cmクラスや海津クラスの30~35cmクラスが多く数釣りが楽しめます。
 
地元の方の釣り方は、朝から夕暮れまでは、Uガイド竿による前打ちや落とし込み釣りが主となります。
 
 
また、日が暮れ出すと、海面に赤いLEDの光が所狭しと光り出し、電気ウキ仕掛けに切り替えるパターンとなっています。
 
エサは、昼間はカニやイガイがポピュラーなエサとなり、夜はミノムシや青虫が主となります。
 
堤防と言えども、30cmクラスが12ケタ釣れる日や、時には年無しが釣れる日も珍しくはないのです。
 
 
そんな中、最近では、磯釣りスタイルでオキアミに配合エサを混ぜたマキエサを撒きフカセ釣りで攻める釣人も増えてきました。
 
私も、物心が付いた頃から電気ウキ仕掛けや小学生の高学年にもなると前打ちスタイルで毎日毎晩のように堤防に通いました。
 
しかし、今では、地元の堤防に限らず、磯釣りスタイルでチヌやグレを狙う様になりました。
 
これからが、楽しみで、数、型共に楽しめる堤防からのチヌ釣りの色々な仕掛けや、エサに付いてご紹介していきたいと考えています。
 
 
まず、今回は、堤防から磯釣りスタイルで狙うチヌのタックルを紹介しましょう。
 
竿は、磯竿の1号の5.0m~6.3mがお薦め。

足下から駆け上がりになっている堤防やテトラであれば5.0mで良いが、テトラが沖に延びた形状の堤防や、根や海藻が堤防周りにある所では、長い竿を使用する方が、根に潜られる確率が低くなるのでお薦めである。
 
リールは、磯で使用するレバー付きスピニングリールの#2000クラスにミチイトは2号もあれば十分でしょう。
 
但し、夜釣りは、ラインの太さを気にしませんが、昼間や朝マズメは細いラインが有利となるので1.5号クラスでも良い。
 
 

ハリスは、1.25号~1.5号がお薦めで、それ以上に細くすると、テトラや海藻に巻き込まれた時にバラス確率が高くなるので指定でも1.25号で勝負した方が良いでしょう。
 
ハリは、チヌバリの3号~4号がお薦めです。
 
また、ハリ先が鋭く掛かりの良いハリが、バラシも少なく、警戒心の強いチヌにもハリ掛かりし易いので出来る限りハリ先が鋭い物をお薦めします。
 
私の場合は、OWNERばりの「サスガチヌ」を好んで使っています。
 
あとは、魚のアタリを取るウキですが、円錐ウキでも棒ウキでも良いですが、エサ取りが多い場合は、1.5号負加の棒ウキでエサ取りの層を早く通過させ、底スレスレを狙うのも良いでしょう。
 
通常は、円錐ウキで、2~3ヒロ前後の固定仕掛けでマキエサで浮かせて釣ると数、型共に楽しめます。
 

これで、堤防から狙うチヌ釣りタックルの出来上がりです。
 
 
次回は、マキエサとサシエサ攻め方についてご説明しますのでお楽しみに!!