三重県の堀口文敏です。
皆さん、お元気ですか??
いよいよ、梅雨も本格的となって来ました。
6月も終わりの週となって来ましたが、梅雨グレと言うより、今シーズンは、異常気象の影響で、現在、三重県の磯では、グレ達も一休み状態となっています。
釣り人も、連日の低気圧の通過により、波が高い状態の日が多く、なかなか目当ての磯に渡れない状態が続いています。
そこで、こんな時こそ、日頃お世話になり、大活躍してくれている竿やリール、ウキ等のお手入れをしてみませんか。
釣りから帰ってくる度に、お手入れをしている方もいますが、ほとんどの方が寝ずに釣行し、釣りを楽しんで帰宅した後は、グッタリとしてしまい釣道具のお手入れは、明日。
と、思って気が付けばもう1ヶ月が経てしまっていたな~んて方も少なくはないのではないでしょうか。
と、思って気が付けばもう1ヶ月が経てしまっていたな~んて方も少なくはないのではないでしょうか。
実は、私もその一人です。
バッカンは、その日に洗って翌日に取り込むのですが、竿とリールは次週の釣行が終わってから。とか、なぜか、先送りにしちゃう事が多いのです。
しかし、この先送りが竿やリールの本来持つ性能を低下させ、寿命までをも短くしてしまう事をご存知でしょうか?
例えば、竿ですが、購入した時には、振込みや手返しがトラブルなくスムーズに行えたのに対して、メンテを怠っているとガイドや竿自体にラインが絡んだり、纏わりついたりしてライントラブルの原因となったり、手返しがスムーズに行えず、思ったポイントに仕掛けを投入する事も難しくなってきた心当たりはありませんか?
また、リールのお手入れ不足では、ハンドルが重たく感じたり、スプールが回転する時にシャーシャーと異音がしたりする経験は無いでしょうか?
これらは、すべて、メンテ不足による、油切れや潮による潮噛みや腐食によって発生する異常です。
こんな状態になて「マズイ!!」と気が付き、早急にメンテをすればなんとか大事には至りませんが、これを忙しさのあまりに放置してしまうと内部のベアリングや竿の表面が荒れてしまい取り返しのつかない状態になってしまいます。
折角、高価な竿やリールを購入しても、これでは日頃頑張ってくれている釣道具に申し訳ないと思いませんか??
実は、私は、若い頃にありったけのお小遣いで、高価なリールを購入して春磯を終えて秋磯まで放置してしまい夏の間にリールが腐食し、秋に磯に立って第一投目、コッパグレを掛けてリールを巻いた瞬間、ゴリゴリ、シューシューと音が出だしがっかり!!即、メーカーにOHに出すとなんと15000円も掛かってしまった苦い経験をしました。
それ以来、釣りから帰ったら遅くても3日以内に空拭きと注油を欠かす事を忘れません。
また、1ヶ月に一度は、竿は、ぬるま湯で拭き、ワックスとガイドやリールシートに給油をします。
また、リールは、40℃位のお湯をバケツ入れ、その中にリールを投入して約1時間。この事で、潮抜きや汚れが落とせ、乾燥させてから注油すれば、回転もスムーズで寿命も延びます。
皆様も、疲れた身体にムチを打ち、一日、頑張ってくれた釣道具の疲れを癒してあげる様にお手入れを忘れずに感謝をする気持ちを忘れずにメンテ好きになりましょう。
写真は、メンテに非常に役立つボナンザのメンテ製品です。