近年、新日鉄のテトラは護岸工事等の関係で釣り場所や釣れる曜日が限定されているようです。
この南港のテトラですが、新日鉄はやや大型のテトラが不規則に積み上げられた状態で足場が悪いのですが、大型のテトラのせいか夏や秋になると釣れるチヌの型も一発大型が期待できるようです。
一方のバラ石テトラは通常のサイズのテトラが規則的に積み上げられていますので、足元は新日鉄に比べると歩きやすく、狙うポイントもある程度パターンを作れるようです。
先日、前打ち大会が開催され私も釣行してきました。
バラ石は数キロにも続くテトラ帯ですので、ある程度のポイントは何回か釣行して自分なりに掴んでおくほうが良いと思います。
ここの攻略法は幾つかのパターンがあります。
朝一などで人も少なくチヌがテトラ周りを泳いでいるのが見えるときは、軽いオモリで沈みテトラの影などを探ってやると良いでしょう。
中心になるポイントは足元のテトラの穴、2ヒロぐらいの深さがある所が狙い目になります。
この日のアタリはほとんどが底に着底して聞き合わせで分かるアタリが多かったです。
6月なのでイガイの一枚掛けで通しました。
25cmぐらいのチヌや35cm前後のキビレが多かったのですが、それに混じって45cm以上の大型のチヌも掛かってきますので気を緩めないで、集中して釣ることが大切です。
際から一つ先の沈みテトラの頭の先を狙うのも基本になります。
竿の長さは手前を中心に狙うのなら36~42ぐらいでも大丈夫ですが、前も狙うのならやはり53ぐらいの竿が釣りやすいと思います。
テトラの基本、手前の穴は干潮になったときほど重要なポイントになることがあります。
次回は 黒鯛道61 「茅渟の海、釣行記」 その5。を予定しています。