落とし込み釣りで使う道糸やハリスの材質は大別すると、ナイロン、フロロカーボン、PEラインに分かれます。
ナイロンはしなやかで糸の伸びもあるため、チヌがかかってもクッションになり、あまり暴れずに取り込みをすることが可能になります。
ですが一般的に吸水率が25%前後と高いため、道糸として使用していると時間の経過により、竿にべたつくようになります。
糸の視認性は濃色の製造が可能なため、オレンジに黒などのマーキングも容易になります。
一方でフロロカーボンは比重が高く、吸水率も低く、伸びもナイロンほどありません。
一般的にはナイロンと比べてしなやかさに欠けますが、強度には優れています。
糸自信に重さがあるため、前打ちや超前にもむいています。
吸水性がほとんど無いため、長時間使用しても竿にべたつくことが少ないのが利点です。
ただ、一般的には濃色の糸の製造が難しく、視認性に欠けます。
PEラインは、糸の伸びもほとんど無く、色もナイロンと同様、濃色の再現性に優れています。
一般的には糸の材質上、ナイロンやフロロカーボンのようにすべらないので、障害物に擦れた際、ひっかかりやすくなります。
一般的には糸の材質上、ナイロンやフロロカーボンのようにすべらないので、障害物に擦れた際、ひっかかりやすくなります。
又、チヌのアタリはダイレクトに出やすいのですが、伸びがないため弾かれたり、暴れたりすることが多くなります。