皆さん、お元気ですか。
三重県の堀口文敏です。
三重県の堀口文敏です。
私が通う三重県の紀東各地の磯でもいよいよチヌの乗っ込みが始まりました。
連日、お腹に卵をパンパンに抱いた大型チヌを求めて、釣り人が磯に通っています。
まず、最初に釣り人と出会うのが、エサ屋さん。
ここに立ち寄ると、事前に予約をして解凍してあるオキアミが店先に並んでいる。
そして、釣り人が予約した時間に現れ、オキアミとお気に入りの配合エサをフネ(コンクリートを混ぜる時に使う容器)に入れスコップで混ぜ合わせ釣り場に向かって行きます。
この光景を見ていると、オキアミを6kgに配合エサを1袋入れる人、オキアミ3kgにアミエビ3kgを混ぜた物に、配合エサを更に2袋混ぜる人等、色々なパターンでマキエサを作りあげています。
また、配合エサの種類にも、それぞれ好みがあり、同じ配合エサを2袋入れる人や、全く違うタイプの配合エサをミックスして入れる人と千差万別で非常に面白く、また勉強になる一時です。
そこで、チヌのマキエサ作りで最も効果的な配合比率と配合エサをご紹介します。
チヌの場合は、マキエサの中に混じっているオキアミとサシエサを同調させて釣るより、一点集中でマキエサを撒き、海中に濁りを作る事が優先だと思います。
そこで、グレ釣りの様にオキアミを6kg、9kgと入れず、3kgと少し控えめにします。
その代わりに、配合エサを3袋は入れる様にすると、チヌの好む濁りや匂いを海中に馴染ませる事が出来、釣れる確率と数も期待出来ます。
そんな、マキエサを作るにお薦めな配合エサは、マルキューの集魚効果抜群の「爆寄せチヌ」、遠投性に優れた「チヌパワー遠投G」配合のベース「瀬戸内チヌ」を1袋づつ入れ、粘りが出るまで混ぜ合せた状態に仕上げます。