ギヤボックスのほうにも、水分がたまっていました。
塩分結晶も少しありました。
ソルティガZは防水パッキンを採用しているので、水分が浸入しにくい構造ではありますが、分解してみると結構水分が浸入していることが多いです。
このことからも、メンテナンスフリー機種でも、定期的に分解・洗浄のオーバーホールは必要だということがわかりますよね!
今回は、逆転については、ワンウェイクラッチ部分は交換せずに、洗浄・調整で回復できました。
また、内部ベアリング4個ほど塩ガミしてガリガリしていたため、交換し、組み立て後、かなりスムーズな回転がよみがえりました。
今回は、ギヤ磨耗など重篤な不具合はありませんでしたが、軽度な不具合が出ているのにそのままで使用を続けると、ほかの部品に影響が出て、修理代がかなりかかってしまう原因になることがあります。
定期的にオーバーホールすることと、「おかしいな」と感じたら、症状が軽いうちに、検査・修理などを行うことが、大切なリールを長持ちさせるコツです!
次回は、リールチューニング最新攻略!~チューニング・メンテナンス実例prat02 ~をお送りする予定です。
お楽しみに!