2014年1月9日
磯のトーナメント⑤ トーナメントのサポートグッズ
皆さん楽しい釣りをしてますか。
磯はいよいよ大型メジナ(グレ)が出だすまさに本番まっただ中ですね。
じっくりと狙って渾身の一尾を釣りあげる最高の時期を迎えています。
前回からのトーナメントの流れで、今回はトーナメントサポートグッズと題して周辺の便利グッズを紹介しましょう。
まずは釣った魚を生かしておくライブウェルです。
ライブウェル
今頃の大会では規定寸法以上の魚の10匹総重量の判定という審査方法ですが、釣った魚が規定寸法あるかを見てあればすぐにキープ。
入れやすくて魚が弱らず飛び出さない仕組みがあるか、エアポンプの装着ができ、エアラインが邪魔をしないか等が要求されます。
又単独では軽くないといけません。
今やライブウェルは資源保護の意味でもトーナメントに欠かせないものになっています。
シャクホルダー
シャクホルダーは撒き餌バッカンの縁にセットしておき常に水を張っておきます。
撒き餌杓の餌離れをよくするためです。
そして常に杓をきちんと立てて置いておくので、手返しが良くなり、無駄な動きがなく効率の良い釣りができます。
パーツホルダー
胸元にはパーツホルダー。
わざわざポケットからパーツケースを出さなくてもパーツホルダーに必要な潮受ゴムやストッパー、あるいはガン玉等を装備しておくと仕掛けの交換に時に素早く対応できます。
少々の動きでは外れることはありません。
同じパーツ一個を取り出すとして時間の差は1分近く差が出ます。
グローブ
あと針の交換もそうですが、フィッシンググローブの手甲にマグネットのフックホルダーがついたものがあります。
これも針ケースから取り出すより数分早く仕事ができます。
昔からある便利アイテムです。
餌バケツ
刺し餌をいつも新鮮な状態で入れておく刺し餌専用の餌バケツ。
胸元に着けておけばしゃがんで餌をとる必要もなく、これも非常に効率の良い釣りができます。
刺し餌
そしてその中に入れておく刺し餌は常に形のそろったものを入れておきます。
市販のオキアミ生のパックには型崩れせず変色しないオキアミがあり集魚効果もあって、しかも沈下速度の速い安定した餌があるのでそれを餌バケツに波入れておきます。
偏光メガネ
トーナメントに限った事ではありませんが、水面の余計な乱反射は釣りにとっては大変邪魔なものです。
水中の動きをきちんと見てこそ、魚のとの同調が得られます。
それをサポートするのが偏光サングラスです。
これは直接目に影響があるものですから、視力にあったものをきちんと選んで装着しましょう。
小型計り
検寸の時に用いる小型計りです。
最終決戦になって、10匹お互いに釣れて、更にその差が僅差である時、納得のいく検量をしたいものです。
10匹を提出する際に見た目にも判断の使いない魚で迷うことがあります。
迷っていると後悔の元です。
微妙なサイズはすぐさま検量して少しでも重いものを出します。一番納得のいくやり方なのです。
潔さも得られます。
こういった計りを使う人が増えています。運や勘に頼らない人が増えています。
手袋
あと、試合中はなかなか使いませんが、オキアミと配合餌を混ぜる時、スコップや混ぜら―では緻密な撒き餌の作り方ができません。
そんな時手袋をしてみそやケーキでも作るかのようにしっかりと手で練り合わせます。
パサパサ感のないプリッとした撒き餌を作るには手でこねるのが一番です。
ただしこの手袋がないと手はすぐにかじかんでしまいますしオキアミの匂いが手について離れなくなります。
便利なトーナメントサポートグッズに関して書いてみました。
次回は寒グレ食い渋りの理由について書いてみたいともいます。
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