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2013年12月12日

寒グレ大作戦(仕掛け編)

皆さん、お元気ですか(^^) 三重県の堀口文敏です。
 
大寒波と言っても過言でない程、寒さが厳しくなってきましたネ。
 
それもそのはず、今年があまりにも暖かい日が長く続き過ぎたのか、思えばもう12月の半ばも過ぎているのですよネ。
 
しかし、急激な水温の低下で、三重県の紀東の磯は、少々活性が低い状態が続いている様です。
 
先日、私も釣行しましたが、食いが渋く、おまけに強風で活かしバッカンを飛ばされ流してしまいました。
 
でも、これで水温が落ち着けば、間違いなく食い渋っていた大型グレは、お腹を空かせ荒食いするのではないでしょうか。
 
そんな大型を攻略するために、それなりの仕掛けを準備しましょう。
 
準備と言っても、この寒の時季には、食わせる為の仕掛けと、食わせたら確実に仕留める仕掛けの両方を兼ね備えていなければなりません。
 
そしてこの仕掛け作りの両方に共通するのが、ターゲットとなるグレが大型で、警戒心が非常に強いと言ったところです。
 
大型になれば、これまで生きてきた中で、一度や二度はハリに掛かりハリスをブチ切って逃れたものや、自分より大きな天敵から逃げ逃れたもの等、色々な修羅場を経験してきた警戒心の強いグレがほとんどだと思います。
 
そのため、「食わせる仕掛け」を作るには、まず、グレが違和感なくサシエサを吸い込んでくれる仕掛け作りが大切です。
 
具体的には、ウキは、浮力の小さい0号やG3タイプで、サシエサを口に銜え住処に戻る時に、ウキが沈む時の水圧抵抗を感じさせないウキ選びが重要となります。
 
活性の高い夏や秋の様なウキを使っていたら、ウキの沈む抵抗だけで、違和感を感じて即座に吐き出してしまう可能性が高くなります。

また、紀東の場合は、タナが深く竿2本分(約6~7ヒロ)の深いタナまで、この様な軽い仕掛けをガン玉も打たずに、完全フカセで仕掛けを張らず緩めずで落とし込んで行かないとヒットしてくれない日も多々あります。
 
それだけ、大型は、警戒心が強く、違和感のある仕掛けには、なかなか食いついてくれないのです。
 
また、その反面、仕掛けを細くして攻めると、折角食わせた大型の強い引きにラインは耐えられず、バラシてしまいます。
 
そこで、大切なのが、ロッドとラインのバランスです。
 
ロッドが、堅くてもラインが負け、ラインが太くても食いが渋く、ロッドが負けてしまう事もあります。
 
そこで、大切なのは、細くても強度があり且つ、自然なマキエサおの同調を演出できるしなやかさが求められるのです。
 
「そんなラインあるの?」と思われる方もいると思いますが、私がお薦めしたいのは、GOSENからこの度、新発売した「リミテーション磯CX フロート」です。

同じ号数でありながら、耐摩耗性に優れ、ワンサイズ上の強力を発揮してくれます。
 
非常にしなやかで、仕掛けの馴染みも良いので是非一度使ってみて下さい。
 
これこそが、大型グレを確実に掛けたら仕留める仕掛け作りであり、強い味方でもあります。
 
とにかく、大型グレの仕掛け作りで大切なのは、違和感のない馴染みが早い仕掛けが断然有利だと考えています。
 
次回は、大型に挑むマキエサとサシエサをお送りします。 お楽しみに!!