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最新攻略コラム

2013年11月14日

実際の攻め方(トーナメントを制する心掛け)

皆さん、お元気ですか(^^) 三重県の堀口文敏です。

秋磯の楽しみ方について4週連続で、お送りしてきまし。
 
前回は、最終回「トーナメントを制する」と題して、ご紹介させて頂きましたが、実際にどの様に攻めたら効果的か?を最終回SPとして、ご紹介します。
 
前回にポイントの選び方は、「何と言っても潮下を取るべき」とお伝えしましたが、これは、トーナメントを制する条件としてとても重要な事です。
 
しかしながら、潮下を選べば必ずしも釣果に恵まれるとは、限らないのです。
 
それは、潮上に入った選手のマキエサが、どこをどの様に流れて潮下に流れて来ているかを見極める事を読み違うと、釣れるはずのグレも、自分が取った潮下を通り過ぎ、潮溜まりのポイントに良型が全て溜まってしまう事があるからです。
 
よって、潮上に入った選手の潮の流れや地形、マキエサを投入している位置関係から自分の釣り座の足下に入り込んできているのか、沖の潮目と合流しているのかを読み、相手のマキエサをも利用します。
 
更に、自分のマキエサと仕掛けを同調させて既に浅いタナで、エサを拾っているグレを釣るのが潮下に入った時の有効的な攻め方であり、良型の数釣りをする重要な鍵となります。
 
この場合、ポイントの見極めは勿論の事、相手との距離間を見て何処でマキエサが浮き上がってきているかを読み、浅いタナで釣る事も重要となります。
 
もう一つは、まだまだ水温が高い秋磯では、良型が2匹釣れると次にヒットするグレは、規定サイズを下回っている事が多くなる経験は無いでしょうか?
 
これは、水温が高い分、グレの活性も高くマキエサへの関心が強く、よほど大型が回遊していなければ、良型より早く小型のグレがエサを取っていくのです。
 
この様な状態になると、キーパーサイツズをゲットする確率が相手より少なくなりロス時間を背負ってしまい釣果が伸びません。
 
そこで、この様な場合は、2匹釣ればポイントを変え、また、そのポイントで2匹釣ればポイントを変えると言った、ポイントのローテションが大切となります。
 
但し、間違えてはならないのは、良型が連続して釣り続け、少しずつサイツズアップをしてきている状態であれば、そのポイントには良型が集っているので、大型をゲットするチャンスがあるので、一気に重量を稼ぐことが出来るのです。
 
だから、2匹釣ったらポイントに変化をつけるのは、小型が湧いている時や、良型から小型にサイズが変わった時に、行うべきで、ポイントのローテーションのタイミングを見極める事が大切です。
 
この様に、ポイントや、狙うタナなどを見極める事で相手より、多くの良型をゲットする事が可能となるのです。
 
最悪、潮上に入らざる状況になった場合は、足下のサラシ場を狙うか、極端な遠投ポイントを狙い相手に自分のマキエサを利用されない様な作戦もトーナメントを制する重要な作戦と言えるでしょう。
 
最後に、大切なのは試合中は、対戦相手となりますが、試合が終われば勝っても負けても同じグレを狙う釣り人であり、強引なポイント取りや、マナー違反をして気まずくならない様に、常に楽しい釣りを心掛けましょう。
 
次回は、寒グレの準備から寒グレ攻略へと進んでいく予定です。是非、ご覧下さい。