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最新攻略コラム

2013年11月7日

磯のトーナメント①

皆さん楽しい釣りをしていますか。
 
釣りにはいろんな楽しみ方があって、中でも最も釣り人が熱くなるのが競技会です。
 
トーナメントはマンツーマンで対戦し限られた時間の中でルールにのとって一尾でも多く釣って、しかも釣った魚の規定数量に達すると今度は全体の重量で勝敗を決めます。
 
これが一般的です。
 
釣りというジャンルで競い合う訳ですから、勝敗は多く釣った人が勝つというはっきりとした考えがあります。
 
その規定は釣り場や対象魚、時期などによっても変わるため、大会を運営する側でその時に応じた内容で決定されます。
 
その為、選手、役員(運営を行う側)渡船店の協力が得られないことには成立しませんし、主旨をよく理解してこそ正しい競技会となるわけです。
 
そしてそこに数々のドラマが生まれるわけです。

大きな大会ともなると全国規模にも及びます。全国の各地域で夫々予選会が行われ、勝ち残った者同士が集まって真の日本一を決めると言う壮大なテーマのもとに繰り広げられます。
 
釣り具メーカーが行う大会はほとんど地方大会のち全国大会と繋がる流れが多く、一日で日本一が決まるわけではありません。
 
今や磯のフカセ釣りは全国にファンを持ち、東北エリア、関東エリア、北日本エリア、北陸エリア…と言った風によくNHKの天気予報でくくられるようなエリアでブロック分けされます。
 
そのブロックを勝ち抜いた選手が関西や、九州などに集結して2日ないし3日かけて決勝戦を行います。
 
それぞれの地域のブロックでも細分化されるところもあります。
 
それは先に述べたように利用する渡船店がトーナメント大会を行うことができる状況と協力があるか、あるいは100名を越える選手が収容できる磯群があるか・・など自然にゆだねられる競技だけに様々な条件がそろわないと成り立たないということです。
 
決められた大会日程に照準を合わせていても天候が悪く大会が成り立たなくなると、その為にがんばって来た選手にも公平さがなくなると言ったことさえ発生してしまいます。
 
最近は数多くの大会が行われているのそう言ったことでも不平を言う人は少なくなって来ました。
 
大会を運営する方はまず安全第一で、注意報が出ずとも波が懸念される時は、波気のない場所が確保できるか、非常に頭を痛める場合が少なくないのです。
 
選出の方法がオープン大会的に半日の釣りで一番釣った方が決勝の切符を得ると言うことになると、渡礁順を決める受付時のくじ引きで勝敗がきまることさえあります。
 
運も実力のうちとも言いますが、やはり自然を相手に限られたエリアで行う大会ともなると、クジ運が大きく釣果に影響することだってあります。
 
しかしそれはそれ。とにかく安全第一で大会のルールにのっとって行い、トーナメント精神に乗った気持ちの良い大会を心がけたいものです。
 
次回に望みをつないで割り切って楽しい大会に参加をしてください。

今やトーナメントは釣りメーカー主催のもの、団体主催のもの、クラブ対抗や同好会で運営されるものがたくさんあって一年のうち8月と1月を除けばほぼ毎週おこなわれているような状況です。
 
日程的に大会スケジュールが重なることはよくあることです。
 
それくらいトーナメントファンは多く、参加することに意義のあるものでもあるような位置づけです。
 
次回はトーナメントでよく使われる方法や技に関して書いてみたいと思います。