このイカを釣るには、古来から漁に使われていたスッテと呼ばれる疑似餌の一種にイカを乗せて釣り上げるのですが、最近はメタルスッテと呼ばれる新兵器を使った釣りもブームになりつつあります。
さて、イカ釣り用のスッテですが、毎回、イカがよく乗るスッテと乗りが悪いスッテが出てきますね。どうしてでしょう?。
これが解明できたら、貴方は間違いなくイカ釣り名人に慣れるのですがね。(笑)
では、よく乗るスッテが見つかったらどうしますか。
いま、イカ釣りが大好きな釣り人の間で定番になっているスッテが、赤と緑のハーフ&ハーフですね。
真ん中から赤と緑に染め分けられたスッテで、どこの釣り場で使ってみても安定した成績を残しているスッテのひとつです。
だからといって、この緑と赤のスッテを3個も4個もつけてはダメですよ。かえって乗りが悪くなります。せいぜい欲ばっても2個にしておきましょう。
イカのスッテには、それぞれ役目があります。それは、魅せるスッテと乗せるスッテがあることなんです。
魅せるスッテというのはイカをおびき寄せるスッテと考えて下さい。
魅せるスッテに誘き寄せられたイカは、すぐ近くに乗りたくなるスッテがあったとしたら、躊躇せずそのスッテに触腕を伸ばし、抱きつこうとするのです。
この赤緑のスッテは、乗せるスッテなんですね。
乗せるスッテが数多くついているとイカもどれに乗ろうかと迷うのでしょうか?、不思議と乗りが悪くなります。
だから、乗せるスッテの上下に魅せるスッテを配列しておくと、理想的な仕掛けになるのではないでしょうか。