ひとくちにハゼといっても淡水から汽水域、海水にまで広く分布している魚で、日本近海だけでも200種近くが生息指しているそうです。
その中で釣りの対象になっているのがマハゼですね。川の河口など汽水域を好む魚で、その寿命は長くて2年ほど、たいていは1年ほどで死んでしまうため、釣りの対象になっているマハゼは12、13cmから大きくても14、15cmですね。
越年したマハゼは、ヒネとかケタハゼと呼ばれ中には25cm以上に育つものもいます。
釣りのシーズンは、毎年、お盆の終わりごろからで、秋の彼岸を迎えるころにピークを迎える釣り場が多いようです。
姿に似合わずおいしい魚で、透明感のある身は、造りにすると上品な甘さが感じられるし、天ぷらなど極上の味ですね。