皆さんこんにちは。酷暑の夏になっていますね。熱中症対策は万全でしょうか。今回も石鯛釣りに関して書いてみたいと思います。
石鯛の習性や釣り方に関しては前述のとおりです。今回は針、仕掛けに付いて書いてみます。
石鯛は餌を海底に這わせたり、岩盤に寄せつけて釣るので石鯛が食いついて暴れる時は仕掛けが岩盤にこすれてしまいます。
普通にナイロン糸でしたら簡単に切れてしまいますので、一般的に「瀬連れワイヤー」を使用します。長さは大体60センチ~1m位です。
そのワイヤーの先端にスクリューサルカンを用いて、ハリスが引っかけやすくなっています。
そのハリスになる部分がダイニーマノットのように特殊な繊維、すなわちケプラーを織り込んだ非常にコスレに強いものを使ったり、ワイヤーを使ったりします。針は太い軸でしっかり「焼き」の入った石鯛針をつけます。
石鯛針の結び方はケプラーでしたら筒状になっている繊維の途中から針を刺してその上を堰糸でぐるぐる巻きにします。
瞬間接着剤で固定して、更にエポキシのコーティングをします。繊維が筒状に編まれているので針を通して引っ張ると締まって行く構造を上手く利用して固めると言った方法です。
この繊維を使う最大のメリットはハリスにコシがないので魚の食い込みが抜群にいいと言ったところです。
次にワイヤーの場合はいわゆるピアノ線を使います。ピアノ線にはかなりの種類があって工業用途が一番多いですが、一部楽器にも使われます。
これを針に撒きつけて固定しますが、反発力があって撒きにくいので、環付きの針に通して撒き込みます。
釣具店に行くと石鯛専用のワイヤー、ケプラーが販売してありますのでそれを使うと便利です。