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最新攻略コラム

2013年7月11日

メンテナンス実況Part1(小型ベイトリール前編)

皆さんこんにちは(^-^)
 
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
 
リールチューニング最新攻略!ということで、メンテナンスの知識や工具などをご紹介してきましたが、今回より、私が実際にオーバーホールを行っている模様を写真と解説付きでお送りいたします。
 
皆様にも実践していただける部分と、ここはプロでないと難しいよという部分も含めてご紹介いたします。

今回の実況は、小型ベイトリール「シマノ カルカッタ100XT」を例にとってご紹介します。 

分解は、トレーや料理用のバットの上で行います。

細かい部品が多いので、紛失しないように。。。

まずは、本体枠・エンジン枠・スプールを分解します。
 
リールによって構造は違いますが、どなたでも簡単に分解できる範囲ですので、釣行ごとのメンテナンスではこのくらいは分解しましょうね!

まずはスプール内蔵のベアリングチェックです。
 
前回ご紹介した「スプールベアリングリムーバー」という専用工具でスプールピンを取り外します。
 
専用工具がない場合は、装着されたままベアリングを指でまわしてチェックし、注油を行いましょう。

スプールベアリングをチェックしているところです。
 
写真では「ベアリングチェックツール」を使用しています。ゴリゴリ感や、回転不良があれば、交換します。
 
今回は、少し乾いているだけでしたので、脱脂後、注油を行いました。

いよいよ本体枠の分解です。
 
私は仕事ですので(笑)完全にバラバラに分解しますが、皆さんがメンテナンスされるときは、
 
・軸受けのベアリングへの注油
・レベルワインドのギヤへグリス塗布
・本体枠の汚れを、ウエスや綿棒でふき取り
 
で十分だと思います!

本体枠が完全にバラバラになりました!

いよいよエンジン部分の分解です。
 
皆さんがメンテナンスされる場合は、この機種でしたらメカニカルブレーキ部分のベアリングへオイル注油だけで十分だと思います。
 
機種によっては、ハンドルノブにもベアリングが入っていますので、そこにも外部から注油ですね。
 
あとは、汚れのふき取りです。

とうとう全部品がバラバラになってしまいました(笑)
 
挑戦される方はくれぐれも部品をなくさないように、順番をきっちり覚えておいてくださいね!
 
あくまで自己責任でお願いします(笑)
 
 
 
さて、いよいよこの後、部品の洗浄ですが、続きは次回お送りいたします。
 
次回は、リールチューニング最新攻略!~メンテナンス実況Part1(小型ベイトリール後編)~をお送りする予定です。お楽しみに!