皆さんこんにちは。「ペレット」ってご存知ですか。
ペレットは魚肉や麦、おからなどから作った養殖魚の餌です。もともと海には存在しませんが、養殖業を営んでおられる漁業者にとっていつでも安定的に得られて、しかも栄養の高い餌として、エンクロージャーの中で時間を決めて与えている餌がペレットです。
もともと乾燥していますので、海に撒いた瞬間はしばらく浮いています。次第に水を吸って柔らかくなって砕けて溶けていきます。消化吸収がいいので、毎日のように与えても大丈夫だし海も汚れません。
こんな養殖をおこなっている入り江の中で育つ天然の魚も次第にコワリの周りに居ついて、難なく餌にありつけると言ったところから、釣りに使用する餌もペレットを使うことが多くなりました。
ただ、もともと乾燥させているので針に刺さりにくいので、釣り人はアレンジしてダンゴ状にして使っています。
しかも集魚性の高いアミエビを混ぜたりイワシのミンチを混ぜたり。時には旨味成分のグルタミン酸を混ぜたりもしてます。
たとえば、瀬戸内地方でよくつかわれる「生ミック」はきめの細かいダンゴにアミエビも細かくして混ぜています。筏でよくつかわれます。