前回は小さなアイテムのジンタンシズの使い方を書きましたが、今回はウキのチョイスについて考えてみましょう。
ウキはサイズが大、小や浮力サイズも00~5Bとかなりの種類からチョイスしますが、いざ磯に上がってどれを使おうか?と悩む場合が多いですね。
私は冬型で静かな海の時は大抵は0号から始めます。
サラシの先などのポイントはとりあえずウキを浮かべて仕掛けを運び、そのポイントでジワジワとサシエを沈めていくには0号が最適と考えます。
潮が速く、水面の流れと底の流れが一致しない、いわゆる2枚潮の時や、風が強い日に海中へウキを沈めた方が良いと考えるときは00号のウキをチョイスします。
サラシがきついが磯際がポイントと読んだ場合は、Bや2Bの浮力のあるウキで、ハリスにはシズを多段に打った遊動仕掛けで攻める場合もあります。
少しレベルが高い話になりますが、潜り潮が分かりにくい場合や、0号では水面の表層流に流されて本来の底の潮に仕掛けが合わないと感じた場合には0αをチョイスし、ウキを海面下30センチほど沈めて仕掛けを流すように心がけます。00では沈み過ぎる場合もあるからです。