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2013年4月18日

紫外線対策②

皆さんこんにちは。陽気が増してきました。気温が25℃に達して五月下旬の陽気になったところが多いとニュースで言っていましたが皆さまのところは如何ですか。
 
前回より紫外線に関して書いておりますが、紫外線が最も多くなるのが五月からです。そこで皮膚や眼球を紫外線から守るということは健康面からみても最も大事なことになって行きます。
 
釣り人が常に浴びている紫外線は海山は関係ありません。屋外で直射日光を浴びれば必ず受けます。その紫外線が及ぼす影響で皮膚が焼けてしまうこと以外に、もっとも大事な眼球も同じだけの光料を吸収しているのでやけどのように網膜が劣化してまいります。その結果視力が衰えたり白内障、緑内障になったりします。
 
まずは目の方に関して書いてみたいと思います。
 
釣り人が天気の良い日に眼鏡をかけて釣りを楽しんでいる光景をよく見かけます。あれはサングラスではありません。サングラスというのは…いわゆる紫外線カットも備えた暗順なレンズで明るい光線をさえぎるものなのですが、釣り人が掛けているのは偏光グラスです。特殊なフィルターをレンズの間に仕掛けて入ってくる反射光の角度を替えて、海面から見る海面内を見やすくしているものなのです。紫外線から守ること以外に水面のギラギラを小さくしています。
 
それとは別に、調光レンズというものがあります。調光レンズは、紫外線量によって色が変わるレンズです。紫外線の強い屋外などでは色が濃くなり、紫外線の弱い室内などではクリアに近くなります。ひとつのメガネを普段用とサングラス用に兼用可能ですが、色が濃くなるときに比べると、薄くなるときは時間がかかるため、注意が必要です。また、明るさではなく、紫外線の量によって色の濃さが変化するようになっています。そう言った品物を使って目を大事にしていただきたいものです。

さて、日焼けというキーワードで連想するのは非常に健康的なイメージを持ちますが、実際には上手く色素を沈着できればいいのですが、危険なことの方が多いと思います。日焼けから身体を守る為に日焼け止めのクリームなどがあります。
 
ここで日焼け止めの選択の指標となるものがあります。SPFです。
 
紫外線を浴びだして肌に変化(サンバーン)が生じるまでの時間をどれくらい伸ばせるかという指標です。これは紫外線B波に対するもので、紫外線B波は波長が短く皮膚表面に強く影響を与えます。
 
[SPF10]という文字が入っていたら何もしないときの10倍ということです。大体日焼けし始めて変化がでるまで一般的には20分くらいとされていますからSPF10なら200分くらいが目安となります。当然その時の紫外線量に大きく左右されるので正確な値ではありません。何もしないで直接焼くと皮膚のメラニン色素が沈着してしみになります。こうなるともう元には戻りません。日焼けを気にされる方はたっぷり塗り込んでおくことになります。それでも完全にシャットアウトはできません。日焼けを嫌う方は衣類で身を守るしかありません。
 
またPA値というものがあります。PA+,PA++,PA+++等の表記です。PA+~「やや効果がある」、「効果がある」、「非常に効果がある」の順になります。紫外線A波のカット量です。紫外線A波は皮膚の内部に浸透していき身体にとって良くないしみやたるみなどを防御するものです。日本だけで作られている基準です。
 
男性はまた紫外線に対して皮膚が強いので、仮に同じ時間紫外線を女性が浴びたら、身体の疲れや発熱があったり、場合によっては嘔吐があったり、男性には見られない症状が出ることがあります。
 
いずれにしても、夏場の釣り、春のスキー場など紫外線が多い時は要注意です。私は資生堂のRIVAITAL GRANASやBIORE UV MILK等を使用しています。SPF40 PA+++です。忘れると顔が真っ赤になりタコ入道みたいになってしまいます。皆さんも体をケアしながら釣りを楽しんでください。