皆さんこんにちは(^-^)
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
今回は、リールのメンテナンスやチューニングに必須の「オイル」についてお話いたします。
リールのメンテナンスの際に、オイルとグリスを使い分けましょうというお話をさせていただきました。
使い分け方法についてはこちらをご参照ください。
オイルの主な役割としては、金属抵抗の摩擦をできるだけ少なくしてあげたり、皮膜を作る、冷却するなどの役割がありますが、オイルであればなんでも良いというわけではありません。
オーバーホールのお仕事をさせていただくときに、お客様が「自分で注油したけど、余計に状態が悪くなった」というお話をよく聞きます。
この場合のほとんどが、「汎用防錆潤滑剤」を使っておられます。ホームセンターなどでよく販売されているアレです。
石油系溶剤を使われていたり、研磨力があったりと、一般家庭で錆落しや潤滑に使う分には十分な効果を発揮しますが、リールには向いていません。
決してそれらの潤滑剤自体の性能を否定するわけではありませんが、「リールにはリール専用のものを使いましょう」ということなのです。
現在、「リールオイル」と呼ばれるものも様々な種類が販売されていますね。ここでは簡単に、その違いや使い方についてお話します。