乗っ込みクロダイ　マキエサ編

三重県の堀口文敏です｡東京では､早くも花見で賑わっているニュースが舞い込んでまいりました｡日本列島各地でも､桜が咲き誇る時季となり､いよいよクロダイの乗っ込み本番といった感じですネ｡

 

先日､私も三重県の磯に出掛け今シーズン初の乗っ込みクロダイを無事ゲットすることができました｡

 

今回は､乗っ込みクロダイに効果的な配合エサと作り方をご紹介致します｡

まず､クロダイ狙いのマキエサといえば､第一に｢濁り｣が頭に浮かびます｡そして､｢匂い｣｢まとまり｣ではないでしょうか｡

 

釣具店やエサ屋さんに行くと､色々な配合エサが店頭に並んでいます｡どれをとってもクロダイに効果的な配合エサの様に感じます｡

 

しかし､店内に訪れるお客さんを見ていると人それぞれ千差万別に､好みの配合エサを手に取り購入されていきます｡

 

そんな中でも今回､私がお薦めするのは､マルキューさんから今季新発売された｢チヌパワー遠投G｣です｡この配合エサは､従来のクロダイ専用配合エサと比較すると､比重が軽いのが特徴です｡

 

この時季のクロダイは､産卵の為に浅場に近づき､海藻が多い場所や沈み根の海溝などに入ってきます｡そんなクロダイは､だいたい3ヒロまでの浅いタナで釣れる事が多く比重の軽いこの｢チヌパワー遠投G｣は､効果があります｡

 

また､ポイントによっては､20m､30m沖のポイントを狙う場合もあります｡そんな時､比重の軽い配合エサの特徴として遠投性や纏まりに欠けるものがほとんどですが､この｢チヌパワー遠投G｣は､纏まりが良く遠投性に優れた画期的な配合エサと言えます｡

 

これに｢チヌパワーV10白チヌ｣と｢チヌ戦｣を配合し濁りと集魚効果を更にアップさせて使うと､比重の軽い状態で使用出来､この時季のクロダイのマキエサとして最高の出来栄えとなります｡

作り方としては､生オキアミを3kg～6kgに上記の配合エサを3袋入れます｡

 

この場合､オキアミは潰さず､原型のままで混ぜるのがキーポイントとなります｡なぜなら､クロダイの場合は､サシエサが大きいほどアピール度が高く､食いが良いのでサシエサも(L)サイズと大き目の物を使い､そのサシエサと同調させたいからです｡

 

また､私の場合は､濁りを優先したいためオキアミは3kgと少な目にして､配合エサを4袋入れる場合もあります｡いずれも､配合したものに海水を加え硬さを調整しますが､パサパサ過ぎず､ドロドロ過ぎずの丁度､おにぎりを作る時のお米の様な硬さと纏まりが最適だと思います｡

 

皆さんも是非､この｢チヌパワー遠投G｣を使ってこれから最盛期を迎えるクロダイの乗っ込みを満喫しては如何でしょうか｡