釣りって、なにが楽しいかというと、魚に出会うまでのプロセスですよね。そんなの子供なんだから魚かかったの巻いたらいいじゃん~。とおっしゃるかもしれないですが、釣れた竿を渡して巻くだけだと、そのうち子供って、飽きてしまうんですよね…。というか、巻き巻きって、釣りの楽しみの一部でしかないんですよね、ホントは。子供とはいえ、そこに至るまでを子供なりに楽しめたら、もう立派な釣り人誕生です。
釣れたではなく、自分で釣った!お父さん僕がつったよ!と楽しんでもらえるように、ぐりぐり巻き巻きから、一歩一歩、スモールステップで、子供にも自分で釣った楽しみを味わってほしいな~って思うんです。
まずはハリを持たせてぎこちない手でエサつけを練習させましょう。きもちわるい、クサイなんていいながらも、真剣に集中しているのがわかります。振込みはちょっと難しいからここだけ交代か手を添えて、でもなれてきたら振り込みやキャスティングも教えてあげましょう…。うんと手前にぽちゃん♪でもいいんです。
自分で竿を持たせて、振り込ませると、なんだか気持ちの入り込み方も違ってくるのが、隣で見ていてわかります。
わくわくする期待感から、釣りのプロセスをひとつずつ楽しんで、アタリというコンタクトを得て、生命感を体感して、ようやくゲットした一尾。釣ったぞ!という成功体験が、これからの釣りに繋がる大事な最初の出会いだと思うんですよね。
そのためにもパパさんママさんには「子供の背丈に合わせた釣り」をセレクトしてもらって、素晴らしい釣り師デビューをさせてあげてほしいなって思います。
さて、どんな釣りがいいかな~。基本はやっぱり釣れる釣り!なのです。
次回は、我が家の体験をもとにした、ファミリーフィッシングデビュープランについて書いてみたいと思います~。